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紀伊半島豪雨 台風12号による流木、黒滝村

紀伊半島豪雨 台風12号による流木、黒滝村

黒滝村で見つけました。紀伊半島豪雨 台風12号による流木なのですが、ご覧ください。巨木が川を流されるうちに川の石を拾い、ガッチリくわえ込みます。ものすごい動水圧のパワーです。昨年9月に見たときは村の空き地に、流木が“小山”ほどに積み上げられておりました。

先日見つけたときは「もうこれが最後」という感じで、自然災害の爪あとはキレイに整理されておりました。ところでこの流木、実は厄介な代物だったわけです。石を噛んでいる、巨木がその自重を持って川に流され、川底の石を案外深いところまで巻き上げてしまったため、切れないのです。チェーンソーで切断できません。チェーンソーが「わや」になるわけです。

紀伊半島豪雨 台風12号による流木、黒滝村

紀伊半島豪雨 台風12号による流木、黒滝村

今日、いわゆる廃棄物(産業?)として処理されたものと類推できるのですが、廃棄には大変なコストがかかったことでしょう。やはり大変です、自然災害・・・台風12号の紀伊半島豪雨。そして、少し考えてしまうのですが、昔はどうだったのか?と。


自然災害は近代化、燃料革命以前にもありましたね。そのとき、同じように石を噛んでしまった流木はたくさん発生したことでしょう。チェーンソーは無かったでしょうから、こういった流木をどうして粉砕したというと、小さな斧やのこぎりで、細かく根気よく「ばらして」いったのでは?

さらに逞しく想像して考えると・・・林業の「出し(賃金の安い材木の運搬)」にも参加できないような子どもたちやお母ちゃん、おばあちゃんも一緒になって、この粉砕作業に盛り上がったのではないのか?なんてな風景が見えてきます。きゃあきゃあ、笑いながら、“薪”を作っている姿。

今日、一般的に言うところの「山の幸」とはタンパク源を示しますが、その昔は「燃料」であったはず。山の幸も、状況によっては恵んでくれる自然災害を、その後の備えとして暮らしてきた日本人の姿が、ここにある。のかもしれません。今の私たちはチェーンソーを持ったまま、なすすべも無く、助成金の算段を立てることしかできなくなってしまいましたが。


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| トラックバック(0) |2012年6月 2日 08:01

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