世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”

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神社の宮司さんの葛藤

神社の宮司さんの葛藤

お若くして900余年という歴史ある神社に着任され、その神社を拠点として、果敢にまちづくり活動に挑戦されている宮司さんと知り合いになりました。神社というのは古くからのまちの記憶をとどめたライブラリー。これら知的財産を活用することで、まちの変化、これからのまちの姿を考えるうえでとても役に立つわけです。

また、いわゆるコモンズとしての鎮守の森などもあれば、生物環境保全のうえでも大変貴重な存在になってきます。この宮司さんは地域の古老などにローカルガイドとして活躍してもらい、地域再発見ウォーキングなど、継続性があり変化に富んだ“お楽しみ勉強会”などを主催されます。

いろいろお話をお伺いしていくと、こんな宮司さんにもツラ〜イ側面があるようです。“お楽しみ勉強会”などは人の生き方、暮らし方を見つめなおすうえで、先人の知恵や暮らしの工夫、共同体のありようなどを示唆する機会の提供です。こういったものは古いまちや、古老のお話が大切な教材です。

しかしその一方で、古いまちを見事に粉砕、破壊してしまう再開発や大規模開発が行われる際、地鎮祭や安全祈願、各種の神事にて自らが招かれてしまうというジレンマがあるわけですね。その依頼案件・内容に意義を唱えられない。

もちろん、自らのまちを保全するうえで地鎮祭や安全祈願を断ることはできるでしょう。しかしそうしたとしても、ほかの神社の宮司が来てお払いをするだけ。それならば、せめてもの気持ちで自身でしっかり鎮めてあげたい。なるほど、宮司さんお優しいのです。

成熟した社会をめざしていくうえで、神社やお寺の社会的役割は増していくと思われます。この先20年、30年といったスパンでまちのことを考えると、こんな宮司さんが居てくれる神社のあるまちは幸せなのでしょう。




コメント(2) | トラックバック(0) |2010年10月 5日 06:23

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

お葬式やお墓でお世話になるお寺さんとは違い、神社は此方の都合の良い時ばかりにお伺いします、お宮参りから七五参、車の祈祷なんかもお世話になりました。やはり収益を上げての存続、その辺りは、きっちりアピールして若い人にも伝統行事を地域の皆さんと伝えていきましょう。
応援しています。

お宮参り、七五三、そして初詣という習慣がないと、実は神社の存在理由は限りなく小さいものかもしれません。冷静に考えると恐ろしい話です。逆に神社の役割を神社がアピールする必要があるのかもしれません。結構神社というのは遊べる場所なんですけどね。

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