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区民防災コーチ養成講座修了にて「むむっ?」

区民防災コーチ養成講座修了にて「むむっ?」

大阪市地域防災リーダー特別講座、区民防災コーチ養成講座の実技講習を終えて、まあ参加した皆さん全員合格なのですが、大阪市危機管理監さんによる認定証をいただいて帰りました。修了賞授与の折、大阪市危機管理監さんが強調したのが上の図。災害時に期待されるのは「公助」よりも「自助」、「共助」であるということ。

グラフは阪神淡路大地震のデータによるものですので信憑性もあり。基本的に考え方は納得できます。「公助」はたったの2%で、「自助」、「共助」による救出は90%にのぼります。だから地域の助け合いを基本とした地域防災リーダーが重要であると。

しかし・・・災害時、進んで人の救助、助け合いを「何でもかんでも進める」という雰囲気になってしまうことに違和感を感じます。救助者が要救助者になっちゃう可能性について今回の講義では“一切”触れられなかったからです。実は今回に限らず、救助訓練でもそうでした。

救助者の安全確保の前提による、要救助者の救助活動であるべきと思いますし、そのための安全哲学が抜け落ちているといえば言いすぎでしょうか?危険なシーンで救助に向かう、優しく頼もしいボランティア・・・なんぞを育成することになったしまった場合、大阪市はどういった責任を取ってくれるのでしょうか?

プロによる「公助」2%には、間違いなく安全哲学が生きているはずです。私がこの指導をする場合、根本的にこのあたり、内容をアレンジせねばなりません。一応、救助者の安全哲学は学んでおりますので。


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コメント(2) | トラックバック(0) |2010年4月26日 06:59

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

レスキュー活動時に、まずレスキュアーが自分自身の安全を確保する、二重遭難を防ぐっていうのは、危機管理のイロハのイで、ニュージーランドだと十代の子どもでもたたき込まれていることなんですが、やっぱり日本ではここがなかなか定着しませんね。

「自らを犠牲にして救助!」っていうのが美談として語られる文化背景の根強さを痛感します。

6月に西表で危機管理講習やりますが、この辺はことさらしっかりカバーしなきゃダメですね。

Ryuさんへ
ビビッドな反応コメント、ありがとうございます。
この美談的文化背景ってなかなかたちが悪いですね。大阪市の地域防災リーダーは任意の選出を求めましたが、町会における町会長(高齢)や、婦人部(同)の方々が多く、地域活動に対するモチベーションの高い方が多いのですね。
これはいいことなのですが、いわゆる長老的な方々が、「美談」を遂行すると、大変良くないのです。
大阪市危機管理室のみなさんは、ニュージーランドの十代に学ぶ必要があります。


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