世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”

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まだ問えない。観光ボランティアガイドの質

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ようやくといいましょうか、ボランティアの観光ガイドさんが増えてきました。観光案内センターなどでもバイリンガル対応できる方などがお手伝いされていますね。立派なことですし、ありがたい話です。しかし今だ、ガイドさんの質を問える状態には至っていません。

そんなことをしたら、「勉強はしています。しかし私たちはボランティアなので」といった理屈にも何にもならないような理由で怒られそうです。だからサービス内容をチェックするなどは、“ボランティアガイドに失礼”らしいのです。何ともいえません。

比較的多いケースとしては、郷土史家や歴史研究家(小学校の先生OBが多い)が率先して組織化されたもの。その研修の中身は、如何に情報を多く知ってもらうかに重点が置かれます。案内を頼むほうは、こういったボランティアガイドにめぐり合うと災難です。壊れたテープレコーダーのように得意方面の情報を繰り返し解説される羽目に陥ります。

壊れたテープレコーダーのボランティアガイドにめぐり合ったら、まあ、それはそれで楽しむようにしましょう。ガイドをむちゃくちゃ褒めたおして、有頂天にさせると「あることないこと」しゃべりだします。ガイドのほうから「記念写真を撮ってくれ」なんて言われることもあるでしょう。

どっちが客なのかと問いたくなりますが、アマチュアならそれはそれで楽しいかもしれません。ガイドも満足しますし。結果的に日本で増加しているガイドというのは、こちら方面の方々なのかもしれません。プロではない。

お客さまと会話を交わし、どんなことを求めている方かをすばやく分析し、その要求にこたえるノウハウを身に着けてほしいのです。そういった「当たり前の」サービスからスタートしている事例は少ないのですが、先日写真の団体の研修を見学しました。こちらは、プロでなくてはならないという自覚が感じられます。

プロかアマチュア、どちらを目指すのか?詳しくは下記リンクをご参照のほど。
●関連リンク
「厚い思い、岸和田ボランティアガイド」岸ぶら




コメント(7) | トラックバック(0) |2009年7月 9日 06:52

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

ボランティアガイドは、最終的に「ボランティア」というところに逃げ場を作って、やってるように思います。
僕が活動しているところにも、ボランティアガイドの方がたくさんいます。
近所の散歩程度しかできないような方がお客様を連れて「山」のガイドをしています。
もちろん歴史的な知識は豊富でしょう、しかし何か事が起こったらどうするのでしょう、消防や警察に援助を請うだけなのでしょうか。安全に対する意識も乏しいように感じられます。しかし、これを行政も後押しし、安価でもあるので、どうにかやって行っているようです。
行政もどうしてボランティアをバックアップするのでしょう?民間営利団体がうまく行ってこそ税収が上がるように思うんですけどね。
渡邊さんなら良くお解かりだと思います。

katsuさんへ。久しぶりのコメントありがとう!

まことにおっしゃると通りですね。高いレベルのサービスでそれなりのペイを頂いている会社こそを行政は後ろ押しする必要があり、結果として観光地全体のクオリティーアップを望むべきです。

しかしまちづくり観光の視点で見ると、ボランティアガイドに参加することを通じて地域のことを学びあい、つながりあう。そしてそれで地域の誇りを再認識できる・・・そういったメリットはボランティアガイドの皆さんにあり、これは重要です。

割り切ってプロとアマチュアの二階層にする。そして双方学びあう・・・このあたりが落としどころではないでしょうか?うまくいくとこのあたりが、新しいプログラム開発につながるのかもしれません。

アマチュアガイドさんに危機対策の重要性をお伝えするのも、プロの仕事の一つ(行政が依頼して)にする。そういった方向性ですね。

ついしん。

北海道や沖縄などで、どう見てもアマチュアとしか思えない方々がプロ並みのペイを頂いているケースがあります。

こういう場合は基本的にあきませんよ。実際事故が多いわけですので、問題以前の実態です。


まったくですね。
この件は、僕も何年も前からとりあげているんですが、今回あらためてわたなべさんの記事拝読して、あらためてガッカリしました。


ところでくまペリKatsuさん、お久しぶりです、ご無沙汰してすみません。
URLが違ってるようですよ。
http://www.kumano-experience.com/
ですよね。
experiemceになってます。


Ryuさんへ

細やかなフォローありがとうございます。

まああまりがっかりせず、このギャップにビジネスチャンスがあると考えましょうよ。


今度奈良県のまちづくり人材養成講座「まほろば塾」という会で、講演します。「地域振興における外部者(よそもの)の役割」。

アウトフィッターがこの問題を解決し、業務にできるような提案を“そらぞらしく”やってきますね。

何社かアウトフィッターも受講すると聞いています。

ですね。
あせらず、じれず、地道にやっていくしかないですね。

とはいっても、僕は現場を離れてしまったので、これから仕事の勘ががどんどんにぶっていく一方、発言できることもそれにしたがってどんどんへっていくだろうなと思うと、なんとも焦ります。

講演のご成功、お祈りしております。
僕も今年の日本滞在中に、NZのアウトドアだとか、ガイディングだとか、危機管理だとかでいくつか講演の予定が入ってます。
出来ること、地道にがんばりましょう。

仕事の勘・・・どきどきです。
なみまくら、お客さまそんなにきませんので、別方面のお仕事で勘が鈍らないようにしております。

爺臭くふさぎこまないためにも、後人のためにもやることいっぱいあります。特に日本では。少なくとも私らが提唱していることは、具体的に、そしてすぐに反響が出てくることなのですから。ねぇKatsuさん。

まだ問えない。観光ボランティアガイドの質