世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅 ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”
朝来市黒川、空き缶オブジェのおうち
兵庫県朝来市の黒滝渓谷あたり、国道429号線沿いで発見した空き缶オブジェです。細い国道に面した自宅(古民家)の大半が、この作品で覆われています。用水に設置された空き缶の水車は、カラカラ稼動。数百に及ぶ空き缶をじっくり見ると、相当以前からこの作品は作り続けられています。
わざわざ木の枠をこしらえてあることから見ても(またご近所による反響を類推しても)、相当の強い意志がないと作りえない、維持できないオブジェです。中のおうちは、普通のおうち。きちんとお住まいになられている模様。
近くにブラックバス釣りで有名な銀山湖と黒川温泉があるだけで、それほどの交通量もない田舎。思うにポイ捨てされた空き缶に限定して、このオブジェを製作されているのではないか?オブジェの真のメッセージを汲み取ることは難しくありません。
都市の消費社会を地方に持ち込むことによる功罪。深く考えさせられます。
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コメント(4) | トラックバック(0) |2009年5月20日 06:27
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コメント
深読みされましたね。
探偵ナイトスクープの小枝のパラダイスを想像させますね。
がんこおやじが出て着そう。
深山の美しい集落に突然現れたんですね。ここ。
ですのでインパクトが強かった。アーティストの思いは強いでしょう。間違いなくがんこおやじ!?
空き缶オブジェの水車と缶の壁
以前から黒川温泉への行き返りに見ていましたが、今日は一部回っていないものもあって停まって観察することにしました。この家の息子さんが出てきて解説してくれました。もう10年ぐらいなるそうです。親父さんが作ったとのことです。息子さんはなかなか優しい方でした。
やまだの案山子さんへ
コメントレポートありがとうございます。
10年ものでしたか。ブラックバスバブルが17〜20年前ですから、むしろ黒川温泉の知名度が上がってから…と類推できますね。