世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”

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80年代のアウトドアというと

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80年代、特に終盤のバブル期、90年代のにかけては“生き証人”として書くべきことがまだまだあり、また、大変面白いので今後の掲載を楽しみにしていただきたいのですが、このあたりで80年代の個人的な総括をやっておきます。70年代は叙情的に済ませましたが、ここからはそうはいきません。

戦後のアメリカ進駐軍(文化的占有、メディア支配)の影響は、やはりすごかったのでしょう。明治、大正において一旦破棄しようと、失くしかけたこの国古来の野遊び、行楽文化を、どこかでアレンジして納得してしまったバンガローブーム、キャンプファイヤー。それをゼロからのスタートとして輸入・消費したのが60年代。そこにカウンターカルチャーが加わり、独自の発展につながった70年代。

80年代は、当時の桃色中学生までを巻き込んで消費する流れになります。ここにはマニュアル本など、高度な情報消費も加わってきました。開高健も消費しています。ただし、熟成につながりましたが・・・芦沢一洋(故人)、浜野安宏(この間お会いできました)・・・。カヌーでは藤田清(お世話になっています)、辰野勇(お世話になっています)・・・数え上げればきりがないフロンティアの智慧を消費しました。

ただ、後半になってどうも違う方向へ社会は向かっていきます。わくわくできた「生き方」、それこそライフスタイルであったはずのアウトドアは、消費一辺倒に突っ走っていきました。やはり古来の日本的な野遊び要素は薄くなり、記号化→消費の流れです。桃色中学生は抵抗していたのですが、結局そっちの方向で飯を食うようになっていきます。

たとえば、今日的には消費でしかないかもしれませんが、田舎暮らしに代表されるような「生産」の印象があったのに、アウトドアは“ブーム”と位置づけられ消費に向かいます。サーフィンとかは別の方向へ変わっていきますが、あの時、アウトドアは変わり切れなかったのでしょうか?恐らくここが“分岐点”だったと思います。

写真はオヤジと唯一登った山、富士山の帰り。芦ノ湖でバス釣りしている桃色中学生でした。

●懐かしいアウトドア関連エントリー
 ○「スキーバブルのさまざまな現象、80年代後半」 09.04.02
 ○「1981年、アウトドア学教程 技術編」 09.03.06
 ○「フロッピー・カメラって知ってまっか?」 08.11.27
 ○「スポーツサークルが勃興した80年代後半」 08.07.09
 ○「80年代前半は開高健にしびれっぱなし。」 08.06.05
 ○「ビバ!オート・キャンプ1971年初版発行」 08.05.16
 ○「車目的地ご案内マシン 80年代はじめのアウトドア」 08.05.08
 ○「1955年太陽族のバンガロー村キャンプブーム」 08.05.01
 ○「1970年親子でお出かけピクニック」 08.04.28
 ○「1973年ラフティングのルーツはこれか?」 08.04.24
 ○「タウンエース広告の反対側のページ」 08.04.22
 ○「1979年タウンエースワゴンの広告」 08.04.21
 ○「庭で子どもキャンプ、してみたら?」08.03.31





コメント(2) | トラックバック(1) |2009年4月 8日 06:11

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

今関わってるプロジェクト用にの連載原稿で、まさにこの点に関するところを執筆中でした。

いやはや、まったくおっしゃる通りで。

でも今の風潮、またもう一度分岐点にさしかかってますよね。
これからが正念場という気がしています。


Ryuさんへ

環境への意識変化として、アウトドアをどれだけライフスタイルにできるか・・・?

次の分岐点ですね。

環境負荷を回避する主体的な生き方は、オトク、便利、カンタンなどの消費チャンネルの選択肢から定着するのでしょうか?

まさにここからが正念場。
具体的な“あかり”を示したいと思います。

Ryuさん、よろしくお願い申し上げます。

80年代のアウトドアというと