世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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鳥獣害被害対策に、頭がくらくらする…

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調査依頼がありまして、京都府北部をうろうろしてきました。いわゆる過疎のむら…限界集落を観光振興などを使って、どうやって存続させるべきか…非常にレベルの高い、複雑かつ、深刻な課題です。いくつもの限界集落を訪問させていただき、たくさんのショックを受けました。勉強になります。

たとえば…鳥獣害被害対策です。写真の集落では、集落そのものを取り囲むように電気柵が補助事業として設置されました。まるで集落自体が、動物園の檻のなかに存在しているような感じです…逆やんけ…。まあ、それはそれとして、この電気柵、もちろん役に立っているわけですが…シカさん、イノシシさん、おサルさんは侵入してくるわけなんです。

それもそのはず…電気柵は“完全に”集落全体を取り囲んでいるわけではありません。集落への侵入道路や河川は、当然オープンなわけですから。しかし、やろうと思えば道路に下りるのり面とか、河川の護岸に電気柵を設置して防ぐことができます。確かに一部区間はそこまでやっています。

なぜ、ここまでほとんど電気柵による鳥獣害対策をたてながら、意図的とも思えるように100%完璧にしないのか!?聞いてみました地元の方に。理由は簡単…完全に鳥獣害被害がなくなると、補助金が落ちないから…ということでした。

簡潔、明瞭過ぎる答えに唖然としつつ、過疎のむら、限界集落における観光振興のあり方について、その課題の複雑さに頭がくらくらしてしまいました。

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| トラックバック(5) |2008年8月10日 12:44

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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