世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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漁業体験では、傷害保険が適用されません

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写真はとある漁業体験の様子。漁船に乗り込んで、大敷網などの定置網漁を見学しているものです。プログラムとしてはこの後、漁港にかえって荷捌きの模様を見学したうえ、収穫物で海鮮バーベキューへと続きます。いわゆる漁業体験プログラムですね。

主旨としては一次産業の現場に触れる「就業体験」つまり、「お仕事」見学、体験ですが、食に対する関心、学びの重要性から「食育」と位置づけるケースもあります。もちろん、漁師さんたち地域の方々との交流も重要な要素ですので、修学旅行では人気メニューのひとつです。修学旅行でなくとも、海鮮バーベキューで一杯やることを想像すると、私もぜひ雑ぜてもらいたいものです。

海沿いの各地で行われている漁業体験。いいプログラムなのですが、問題があります。一般的な傷害保険の対象外なのです(漁師さんの漁船に乗ってしまうと…コメントをご参照ください。)。何度か漁業体験に特化した傷害保険の新規設定を、保険会社と相談したことがありますが、全くのグレーゾーンなんですね。事故があったら、どうしたらいいのでしょうか?

旅行代理店は社会的責任…いわゆるコンプライアンスの観点から、きちんとした会社の場合、漁業体験を取り扱うことに否定的になりつつあります。その一方、「体験プログラムニーズ(場合により、無思慮なケースが多いのですが)」は依然、高いままです。

地元の協議会や漁師さんが安全に「太鼓判」をつくなら、何とか傷害保険の設定を実現して欲しいものです。漁船、船舶の保険には複雑な構造があり、観光客(遊漁者)は蚊帳の外ということですが、渡船業の許可を汎用化(規制緩和)させるなど…どうなのでしょうか?観光漁業の方向性は、近海漁業の存続の可能性でもあると思います。

もちろん、保険がないから…というものではなく「太鼓判」を押すことのできるシステム構築が必要なのですが…。海鮮バーベキューと「ちょっと一杯」欲しさの思いからではありますが、何とか実現できませんでしょうか?関係各位のお考えをお聞かせいただければと思います。




コメント(1) | トラックバック(2) |2008年8月 6日 06:40

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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■久しぶりに、ツーリズムネタ。  ◎アウトドアをまちづくりに! 「漁業体験では、傷害保険が適用されません」 ■こういう話は恥ずかしながら全然... [詳しくはこちら]

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写真はとある漁業体験の様子。漁船に乗り込んで、大敷網などの定置網漁を見学してい... [詳しくはこちら]

コメント

Ryuさんにトラックバックを頂いちゃった… ○「Ryu's Logbook 別冊」
ので。少し本件の補足を。

旅行に行くとき、それぞれ各自、旅行傷害保険に入りますよね。教育旅行の場合、それは常識です。アウトドアアクティビティーもほとんどそうですよね。

あの旅行傷害保険…一般的には浜辺で行う「地引網」や「防波堤や砂浜の釣り」は適応されるし、そのレベルは問題ないのです。しかし、一旦、漁師さんの船に乗ってしまうと「適応外」になるのですわ。フネの上は傷害保険の治外法権…あくまでの船舶保険の範囲になるのですね。だから船に乗っちゃうと、その船舶の目的…漁業なら漁業従事者対象の保険、渡船(これは国交省の許認可が必要)なら渡船の保険、釣りの渡しなどなら遊漁事業の保険などが適応されます。

漁業“体験”に則した傷害保険…というのは存在しないのですわ。また、リスクが非常に高い…と、既存の保険会社は考えており、それらをつくる考えが「無い」わけです。お分かりになりました?


漁業体験では、傷害保険が適用されません