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舟歌は絶滅危惧種の音景観

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「舟歌」…といっても八代亜紀じゃないですよ、労働唄の舟歌。以前上北山の源流館で、昭和50年代に作成されたNHKのドキュメンタリー映像を鑑賞する機会があり、奈良吉野川の筏師さんが歌っていた、何ともいえないメロディーが、頭にこびりついています。

先日、宇江敏勝さんの最新刊「熊野川 伐り・筏師・船師・材木商」という本を読んで、十津川の筏師が「鴨緑江節(おうりょくこうぶし)」を唄ったとの記述に触れました。鴨緑江とは満州と朝鮮の境目にある大きな川の名前。十津川の筏師たちは熊野川のオフシーズン、満州まで出稼ぎに行っていたことを学びました。これは、昭和初期の大恐慌までの期間とのこと。

地域、河川に応じたさまざまな歴史や文化を織り交ぜた舟歌というものが必ず存在しているはずです。正直、じっくり聴いてみたいし、聞き比べ、歌詞を教えてもらって唄ってみたい。しかし残念ながら、いろいろな遊船があるわりに、これらを唄ってくれるサービスはありません。絶滅状態ということでしょうか?

観光サービスとして割り切っているなら、何とか復元してもらえないものでしょうか?写真は宇治川の遊船…変なBGMが漂うだけでした。天竜川下りでは少しだけ…スピーカーから流れる舟歌が聴けました。ホームグランドである熊野川のジェット船…そりゃ無理、聞こえない。北山村の観光筏…これこそ何とか唄って欲しいもの…和船のはるきさんは?

生活文化の保全、特にむかしの音景観の保全という意味では舟歌は絶滅危惧種なのかもしれませんね。ちょっと意識して、機会があれば「舟歌の保全」を提案してみたいと思います。





| トラックバック(5) |2008年7月 4日 11:50

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