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高嶋家の醤油量り売りと、鮎鮓街道

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先の木曽川中流域、岐阜県笠松町界隈の視察の折、見つけました「醤油の量り売り」…。明治24年の濃尾大震災による火災からも守られ、今日にその商売のスタイルを伝えてくれる高嶋家です。味噌の量り売りは珍しくないし、私が幼い頃は、大阪市内でもまだお酒の量り売りがありました。今こうやって醤油の量り売りを見ると、感慨深くなってしまいます。

高嶋家には江戸時代から続けられた、鮎鮓(なれ寿司)を将軍に献上する使役を命じられた笠松宿の有力商人。古文書「鮎鮨役人足帳」も現存しており、農繁期に相当の苦労の末、“家康さんがお気に入りだった鮎鮓”を江戸に運んだ事実がわかるとのこと。

このルートが「鮎鮓街道(長良川御漁場から岐阜市内は御鮨街道と呼ぶ)」ということです。長良川の鮎が全国的に知名度が高いのは、この鮎鮓街道とそれにまつわるエピソードに起因するのでしょう。将軍への献上はやがて天皇に代わり、今も長良川の御漁場が存在します。

そういえば、長良川の鵜匠は宮内庁の管轄下でしたね。血税で育成。うーんいろいろ突っ込みたくなりますが、自粛します。ただ、全国の河川で“アユだけが”希少視され、喜ばれる原因は、少しですがここにもあるのでしょう。他にある原因は、機会を改めてまた考察しますね。

さて、高嶋家さんのお醤油ですが、当日はあまりの暑さで味見させてもらう意欲がありませんでした。次回訪問時は、きっと舐めさせてもらいます。待っててくれ!高嶋家。

●関連エントリー
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コメント(2) | トラックバック(5) |2008年7月 2日 11:16

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

こちらでは初めまして。

>長良川の鵜匠は宮内庁の管轄下でしたね。

後醍醐天皇の頃からの供御人の伝統ですね。
宇治川の鵜飼には女性の方もいらっしゃるようですよ。
↓なかなかキュートな方です。
http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/story/story_11_1_1

あらま、リョウさん、お久しぶり。ご訪問ありがとうございます。

宇治川の澤木さん、江崎さんの両女性鵜匠さん、実は大変お世話になっております。京都文教大学と一緒に進めさせてもらっているまちづくり観光の商品です。

http://blog.namimakura.jp/2008/03/post_112.html
アユの特別視、天皇家とのつながりって中世の桂川女あたりとも関連がありそうですね。目下調べ中です。


高嶋家の醤油量り売りと、鮎鮓街道