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川原の丸石を使った、笠松の亀甲石積み

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川から見た風景…続きですが、これは厳密に川からではなく、川原から見た風景です。笠松町の文化財、木曽川円城寺渡船場跡です。いわゆる川灯篭(川の灯台)が残っているわけですが、注目したいのはこの石積みです。川の丸石を使って、六角形に丁寧に加工して意匠されています。

ひとつの石を中心に、周囲を6個の石で取り囲むように積まれており、応力分散の効果があるのでしょう。そして、何よりも美しい。石積み意匠の最高峰「亀甲石積み」と思われます。亀甲石積みは、笠松のあまり知られていないお寺の梵鐘にもしつらえております。コッチはもっとでかい…

0806242.JPG クリックで拡大

まちなかにはここまで美しく、巨大ではありませんが、丸石を巧みに積み上げた倉や住居が結構現存しています。笠松の上流には「ごんぼ積み」という石積み家屋で著名な川島町(各務原市)があり、ここでは丸石が盛んに交易されたとのこと。当然笠松にも質の良い丸石が提供されたものと、想像はたやすいのですが…

石積みで住宅などの基礎を作るのは、短期間かつ低コストで設置できるからですね。これは各地の暴れ川に共通です。しかしここまで、デザインとして美しくやりますか!参りますね日本!今日こんなことのできる石工さんはいるのでしょうか…笠松の亀甲石積み…意外と知られていないようです。大切に保存してくださいね。

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