世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”

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80年代前半は開高健にしびれっぱなし。

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まあ、今も読み返して「しびれっぱなし」なわけですが…。
懐かしいアウトドアシリーズです。70年代後半〜80年代の中学生は、アウトドアのモノ情報をあさるために、POPEYEを読むようになった訳ですね。そして、同じ棚においてあった週刊プレイボーイやPLAYBOYにも、自然に手が伸びたわけです。桃色少年。

そこで衝撃的な出遭いがありました。1978年「オーパ!」の連載開始です。写真集は高価だったので当時は購入できませんでしたが、連載のグラビアは欠かさず立ち読みしました。同じころテレビではサントリーのCMがオンエアされ、同時進行で開高健ルポルタージュがメディアミクスで展開します。贅沢な時代でした。

1981年には「もっと遠く!」、「もっと広く!」、1983年に「オーパ、オーパ!!」。ようやく単行本を購入して熟読できました。そして、この愛嬌のあるおっさんが何者か興味が深まり、古本屋で買いました…「フィッシュ・オン」、「パニック」、「巨人と玩具」、「輝ける闇」。

最初は、アウトドアや釣りといった興味から開高ワールドに入り、そしてそれらが巨人の世界の片鱗であることに気付いていきます。開高健をつうじて、私のなかではアウトドアがレジャーでなくなっていくわけですね。一面では狩猟採取として生活文化であり、また一面では、文明人としてそれを取り戻す無謀な行為と理解されていきます。

かくして桃色少年は、アウトドアに文化人類学的側面や、歴史考古学的価値を読み取るとともに、文学世界にも耽溺していきます。道具についてはフェティッシュに赤いABU…。今日につながる私のアウトドア観は、このころに形成されたのでしょう。

●懐かしいアウトドア関連エントリー
 ○「スキーバブルのさまざまな現象、80年代後半」 09.04.02
 ○「1981年、アウトドア学教程 技術編」 09.03.06
 ○「フロッピー・カメラって知ってまっか?」 08.11.27
 ○「スポーツサークルが勃興した80年代後半」 08.07.09
 ○「80年代前半は開高健にしびれっぱなし。」 08.06.05
 ○「ビバ!オート・キャンプ1971年初版発行」 08.05.16
 ○「車目的地ご案内マシン 80年代はじめのアウトドア」 08.05.08
 ○「1955年太陽族のバンガロー村キャンプブーム」 08.05.01
 ○「1970年親子でお出かけピクニック」 08.04.28
 ○「1973年ラフティングのルーツはこれか?」 08.04.24
 ○「タウンエース広告の反対側のページ」 08.04.22
 ○「1979年タウンエースワゴンの広告」 08.04.21
 ○「庭で子どもキャンプ、してみたら?」08.03.31




コメント(2) | トラックバック(6) |2008年6月 5日 10:26

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

あ、偶然ですね、僕もいま開高師の本を片っ端から読み直してるところです。

いやはや、やっぱり師はスゴイです。
同じく、いまでもしびれっぱなしです。

Ryuさんへ、ご愛顧ありがとうございます。

私も周期的に読みますね開高さん。「闇」三部作なんかもう深すぎて…また、「もっと広く」第5章“ゴッドファーザー”、ドン・ルーチョさんのあたりは、激しく「なみまくら」に影響しております。


80年代前半は開高健にしびれっぱなし。