世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

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ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”

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江戸のカヤック、スポットプレイ

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江戸時代のアウトドア関連話題つながりとして、当時のカヌー、カヤック(?)というか、運材に活用されたものですがスポットプレイをご紹介しましょう。「鍋蓋」とも呼ばれた「小筏」です(出典は「運材図会」より)。

一人乗りの筏で写真左にあるように、本流をぐんぐん下り、ここぞというエディーをキャッチ(反転流のなかに入り)し、エディーにつかまっている材木を鳶竿(とびざお)で本流に戻す…そういう乗り物らしいです。一見、おいおい、ほんまかいな?といいたくなる代物ですが大変面白そう。

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小筏の詳細図を見ると、どうやらフォールディングカヤックであり、持ち運びができるようになっています。さらに、全体が回転性能を高めるために円形であり、しかもそのなかで直進安定性を残すべくキールがついています。また、想像ですがロッカー(フネの前後のそりあがり)も付いているようで、まさに今日のプレイボートカヤックの形状に似ています。和製カヌーというべきか?

本書は木曽、飛騨方面の林業全書であり、その周辺で見られた光景を示しているものと想像でき信憑性は高そう。どうです?小筏。どこかの自治体で復元してみませんか?運材という意味では熊野、北山川の「観光筏下り」や「ラフティング」が林業にかかわりのある重要な観光コンテンツになっていますね。この「小筏」もエコツアーや、いわゆる体験型観光の目玉になるかもしれませんよ?

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コメント(2) | トラックバック(3) |2007年11月16日 06:49

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

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コメント

うちの近所には、丸子あたりまで材木を筏にして運んでいった人たちが、上流に戻っていく時に通っていたという「いかだ道」と呼ばれる古道がありますけれども、この連中が乗っていたのがこんな感じの筏なんでしょうかね。

かとうさんへ
ご訪問いただき、ありがとうございます。

「丸子」とは多摩川、丸子川のことでしょうか?私たちがメインゲレンデにしています熊野川にも「筏道」があります。

ここで紹介した「小筏」は、かなり特殊なもので、筏道を歩いた皆さんのほとんどは、もっと立派な材木筏を流した方々が中心だっただと思います。

林業では「切り」「だし」「ながし」と三つのジャンルがあり、「ながし」が業務としてのリスクが高く、他に比べてはるかに高額で雇われたそうです。
そういった意味でも「筏道」には、他の里のものが歩く道や猟師の道とは異なった、特別の価値があったのかもしれませんね。

江戸のカヤック、スポットプレイ