世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅

世界遺産、熊野を舞台とした、極上のキャンプとカヌーの自然旅
ファーストクラスのアウトドア…“なみまくら”

アウトドアをまちづくりに! TOP >  学び・教育について  >  捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?

捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?

070828.jpg

捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?…
この問いに対して、私は「yes 私は各地でそれを実感している」と思い込んでいたし、また、捕鯨の結果、特定のクジラが増加し、結果的にエサとなる青魚の減少といった問題も深刻なものであると信じきっていました。

海のカヤックなどをすると、鯨類を追った海の生き方を追体験することができたり、小さな離島(山陰や五島列島など)でクジラの骨がご神体になった神社を何度か目撃した体験もあります。自分の頭で“勝手に”想像をたくましくさせ、「鯨一頭七浦潤う」ものだと納得していました。また、「寄りもの」としての海の幸を生かす、捕鯨以前の日本人の生活習慣にも興味がありました。まあ、その時代は良かったのですが…どうも、近代捕鯨は勝手が違うようです。

本書は“意図的に隠蔽”もしくは“捻じ曲げられた”日本の捕鯨イメージがあること、また、昭和に入ってからの捕鯨オリンピックに見られる悲惨な過去についてなどを詳細な資料とともに紹介しており、一読して正に“ギャフン”とうなってしまいました。現在進められている調査捕鯨の意味について、深く考える必要があるようです。

昔、ゴルゴ13を読んでいて、捕鯨と日本のODAとのとてもグレーな駆け引きがあることを知りました。本書にもあるように、これほどまでして守りたい捕鯨の文化とは一体何か?本当に捕鯨の文化はあったのか?水産庁(その周囲で見え隠れする国会議員…)は何を考えているのか?調査捕鯨船での事故はどうして頻発するのか?なんでラジオショピングでしつこく鯨肉を売っているのか?頭のなかがくらくらします。

いわゆる絶滅危惧動物やワシントン条約による野生動物の保護ラインについて、国内で紹介されているもののなかに「どうしてクジラが入っていないのか?」素朴な疑問も解消されました。なかなか刺激的な一冊です。一読をお奨めします。

●「日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」
星川 淳 著 幻冬舎新書




コメント(1) | トラックバック(0) |2007年8月29日 06:00

お誂えのカヌー旅ファーストクラスのアウトドアなみまくら

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://asobo.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/47

コメント

さて、とりあえずkknekoさんと懇意になさってるブロガーさんとその閲覧者の方達にだけ御知らせしておきます。

http://suisantaikoku.cocolog-nifty.com/genyounissi/2010/01/janjan-no-3f7e.html?cid=41301870#comment-41301870

kkneko氏の「鯨肉は環境負荷最悪の食材」などという吹聴は完全に根拠の無い妄言だという事が科学的ソースによって証明された事を示しましたところ、氏は一切の反論を諦められたようです。
YAHOO掲示板等、公共のBBSで反論する事もしない、と

捕鯨船団の空調・冷凍設備に関するLCAについてもナニやらゴネておられたようですが、それらは基本畜産飼料海運船舶に於いても同様であります。
飼料運搬船舶に於けるそれを畜肉生産LCAに加えようとはなさいませんのに、捕鯨船団のそれのみに「鯨研は数字を出せ!!」と息巻いておられます様子を見た時点で気付かなければいけない事ではありますが・・・w

捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?